【 奨 励 賞 】

【テーマ:仕事を通じて、かなえたい夢】
夢に向かって進む人生
日本大学商学部  楊  旻 昊  23歳

子供の時、両親は仕事を通じて、家庭での生活を維持したり、私のことを育ててくれたりした。その時に、私は仕事というものがただお金を稼ぐことだと認識していた。今までずっと物質的な生活を重視していた私は、どんな夢を叶えるためにも物質及びお金は一番大事なことだと思っていた。確かに、今の私もそのような意識が捨ててはいない。しかし、留学生活を始めて以来、その考えは少し変わってきた。新たな生活のおかげで、自分で生活の管理と経営を行うことができるようになった。そこで、私は様々な欲求を発見した。物質も大事な基礎だが、自分自身の欲求こそ最も重要なことだと思う。人間は物質のために働くことは " 魂 " がなく、人間は自身の欲求の為に働くべきだと考えている。

夢は欲求より、定義が広くて長期的な目標である。欲求は人々に短期的なのエネルギーを与えられる。そして、その欲求を重ねて行くことで、人生が進んでいく。夢の基本的な特徴はいくつかあり、未来に関することであったり、個人の経験が必要であったり、現実と距離感があったり、達成するまでの人の原動力になったりする。その特徴から言えることは、夢のために仕事をする時、物質的なこと以外のことを注意しなければならないということである。経験はもちろん、困難が立ちはだかる時、諦めない決心、問題を解決する時に生じる達成感、団体意識と貢献欲など、それぞれの見えない力は必ずいつか人の夢を叶える時に役に立てると思う。

アルバイトを探す時、私はやったことがない仕事を最優先で考える。なぜなら、ただの物質のためではなく、まだ明確な夢を持っていない私は、もっと様々な体験をしたいので、どんなことでも挑戦したいからだ。まだ正式に就職していない私は、アルバイトを挑戦及び体験の機会として利用し、夢を見つける。これが私のやり方である。

人間は夢のおかげで、偉大になれる。全ての成功した人は夢を持つ人である。人々は冬に、火のそばで夢を考えたり、曇り空の下に雨の中で未来を考えたりする。夢を静かに消し去る人もいるし、苦しみを乗り越えて、光と希望が来るまで慎重に育て続けていく人もいる。夢に向かって進む人は振り返り、来た道を眺める時に光が見える。

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