【努力賞】
【テーマ:仕事を通じて、こんな夢をかなえたい】
夢や目標を仕事を通じて見つける
札幌月寒高校  松さんの後ろ  16歳

僕は今アルバイトをしています。そのアルバイでは人の前に立つポジションについています。

アルバイト仲間には大学生で公務員や警察などを目指していたり、中には保育士や既にそこの正社員になり自分の家庭を築いている人などもいます。そんな仲間を前に僕はどんな夢を特っているかというと、適当な会社に就職し、自立し、ペットを一匹飼い趣味を週1〜2回ペースで取り組める環境に落ち着く、といったものです。

僕は「平凡」というものが夢なのです。

有名人になりたい、芸能人と結婚したい、家庭を持ちたいなどといった誰しもが持っていそうな夢ではなく「平凡に生きる」というのが夢なのです。

ですが、そんな僕の夢に僕自身満足はしていますが、ロマンは微塵も感じていないのが僕的な課題です。僕は人の夢を聞くと「いいね!」など声をかけますがその反面そんな大きな夢を描ける相手に「いいなあ。」とも思います。

周りに言われるのは「夢がない」という言葉です,その言葉と同じくらい「今はそうなのかもしれないけれど、きっとこれから大きさはわからないけどいい夢が見つかるよ」とも職場の人に言われます。

そのような言葉に期待を少し抱いている僕の今の夢・目標は、「この仕事を通じて色々な人の夢や目標を聞き、自分の目標や夢を見つける」というものになりました。

今まで社会人というものを定年まで仕事に追われる辛い生活という風に思っていましたが、その期間に思いをはせるとその長い期間にしたい事や夢を追っていく人がいるのを仕事を通じて知ることができ、僕はそれに憧れてそのような人たちの様になりたいと思い始めました。

そのようなことを思うようになったのも、少なからず1年生の時に見た進路ミュージカルの影響もあると思います。進路ミュージカルでは進学や就職を迷っている学生たちを題材とした、とても作品にのめり込みやすいミュージカルとなっていて面白いと思いながら見ている反面、勉強しているかのような考えさせられる所もありました。

目標を持ち、理想に近づけるよう努力する人間になりたいです。

戻る