【 努力賞 】
【テーマ:私が実現したい仕事の夢】
私の夢
日本大学三島高校 大川菜々子 17歳

私の将来の夢は、診療情報管理士になることです。診療情報管理士とは、主に患者のカルテを電子化して、それを管理したり病院の経営状態を管理する仕事です。

現在の日本の医療はまだまだ電子化が進んでいません。海外の病院は医療の電子化が非常に発達していて、電子カルテなどが当たり前のようになっています。しかし、日本の医療はまだ一部の病院でしか電子化が進んでいません。日本の医療も海外と同じように電子カルテなどが当たり前になるべきだと私は思います。だから私が診療情報管理士となり、少しでも日本の医療の電子化が進むようにサポートしたいと考えています。また、現在の日本の病院は電子化が進んでいないのに加わり経営難でもあります。病院での赤字が続くと医療器具が買えなくなったり、施設の維持が難しくなってしまいます。そういう事態が起こると患者さんが減りさらに事態が悪化してしまいます。そういう事態を未然に防ぐために、診療情報管理士になりたいです。そして、今の医療は「チーム医療」です。色々な種類のドクターが協力し合いながら一人の患者さんをサポートすることが大切です。診療情報管理士は患者さんをサポートするのではなく、ドクターをサポートします。私は、誰が見ても分かりやすく、使いやすいそんなカルテを作りたいと思っています。

診療情報管理士になるためには、大学で四年間しっかり学び資格を取得したいと考えています。表に立って仕事をするのではなく、裏でしっかりドクターがスムーズに仕事ができるようにサポートしたいと思っています。また、診療情報管理士という仕事はまだまだ知らない人が多いというのが今の日本の現実です。沢山の人にこの仕事の素晴らしさを知ってもらうために、色々なイベントを開催してみたいと考えています。ドクターや患者さんから「ありがとう」といわれるような、診療情報管理士になりたいと思います。また、医療事務の人たちが書いたカルテをどれだけ見やすく、分かりやすくするのも仕事の一つの内です。医療事務の方々から尊敬されるような診療情報管理士になりたいです。

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