【 努力賞 】
【テーマ:私が実現したい仕事の夢】
将来の夢
日本大学三島高校 西山由真 17歳

私は中学校の先生になりたい。私は人生の中で中学校での生活が一番大切だと思っている。だから、道を踏み外さないようサポートできる身近な存在である中学校教師に魅力を感じた。

中学生はちょうど反抗期にあたる時期の子どもが多い。一人ずつ考え方や感じ方が異なるため、言葉選択や怒り方など、気にして接しなければならない。そこで間違った選択をしてしまうと、子どもは大人に不信感を抱いてしまうことが多くある。頭ごなしに怒っても子どもに自分の気持ちは伝わらない。傷つきやすく敏感な中学生にどう接していけば良いかを考える必要がある。

私は中学の時、あまり良い先生に出会わなかった。部活の顧問は部長だった私にばかり怒りを向けていた。私は理不尽な怒られ方をするたびに、疑問を抱いていた。なんで私が怒られているのか。怒られるような事をしたのか。考えてみても分かることはなかった。

私だったら、絶対にこんな怒り方しないのに、と考えるようになっていた。そう考えるようになってから、私が教師になろうと思い始めた。

中学は義務教育であるため、そこでの生活が人生の基盤になる、と私は考える。環境が人間を作るため、教師という立場はとても大事な仕事である。

中学生に将来の光を見せることが教師であり、自立するための手助けをすることが教師の仕事である。

私は、生徒の気持ちを読み、それぞれに適した学習法などを見出せる教師になりたい。生徒に信頼してもらえるような先生になりたい。その子がどうやったら伸びるか、そのためになにをアドバイスできるか、自分には何ができるかなどを考えられる人になりたい。

仕事だからやる、と思わず、自分の意志で行動を起こしていきたい。

そんな先生になるため、今私ができることを精一杯やりたい。

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